筆者が子供の頃、よくプレイした「不思議のダンジョン」シリーズ。
その初タイトルであるトルネコの不思議のダンジョンを久しぶりにプレイした。
このジャンルはいわゆる「ローグライク」と呼ばれるゲームだ。

ダンジョンがランダムで生成され、その中の敵を倒したり、アイテムを回収しながら進むという、昔ながらのゲーム。
これを現代版にアレンジしたのが、この不思議のダンジョンシリーズなのだ。

思うと昔、よくポケコンのN88-BASICで似たようなゲームを作成した覚えが。当時、ハードの制約からキャラクターを画像で表示することは難しく、アスタリスクやコンマ・シャープなどを駆使して画面上にキャラクターとして描写し、Inkey$などの入力検知コマンドを使用してキャラクターを動作させるアクションゲームをよく作った。

ハードの制約上、行数が4行しかなく、その中でいかに世界観を演出するかが、プログラマーの腕の見せ所だった。
筆者が昔作ったロードランなもどきやグラディウスもどきは割とクラスで好評で、友人たちのポケコンにコピーしたりして盛り上がったものである。
当時、学校に置いてあったベーシックマガジンなどや、学校の先生から色々と教えてもらいながら、プログラムについて学んだ。
親にせがんでPC9821xa7を買ってもらい、Windows3.1>MSDOS>Windows95と学んでいく土台となった。
その後はドットコムバブル・インターネットバブルが始まり、運よくそのバブルに乗れたのが、非常に幸運だったと思う。

そんな時代背景の中で、当時はスーパーファミコンが主流となっていた。ファミコンの時代は終わり、メガドライブ所有者は一定数はいたが、クラスの友人たちはみなスーファミに夢中だった。
筆者もスーファミは持っていたが、ドラクエ5くらいしかゲームがなく、ソフト不足に喘いでいるなかで友人の1人が「これ面白いぞ」とかしてくれたのがこのトルネコだった。
筆者はドラクエ4未プレイだったが(なんと、配信を始めるまでプレイしていなかった)、当時ドラクエの四コママンガなどでよくイジられているのがトルネコだったので、なんとなく「トルネコっておマヌケで役立たずなキャラクターなんだなぁ」という印象しかなかった。


そんな「ドラクエの知識不足」な筆者だったが、そんなことはまるで関係なく、この不思議のダンジョンの面白さにのめり込んでいった。
このゲームは「1000回遊べるゲーム」というふれこみの通り、ダンジョンは基本的に死んだらすべてのアイテムをロストする。その後はまたはじめから・・を繰り返すという、当時のRPGではなかなか考えられなかった斬新なシステムだった。
ただ、初心者向けのダンジョンの場合は、リレミトの巻物を使用して強化した武器や防具などを倉庫に持ち帰り強化していくことで、最終的には比較的かんたんにダンジョンをクリアーもできる。

ダンジョンは「ちょっと不思議のダンジョン」「不思議のダンジョン」「もっと不思議なダンジョン」の3に分かれている。
ちょっとは27階、不思議のダンジョン、もっと不思議のダンジョンは99階にある”しあわせの箱”を回収して、地上に帰るのが目的だ。

もっと不思議のダンジョンでは、”さいごの巻物”もセットで持ち帰る必要がある。そのため”さいごの巻物”と”しあわせの箱”で、貴重な持ち物枠が2枠埋まってしまうのが厳しい。
”しあわせの箱”をとると下り階段がのぼり階段へと変化し、地上を目指すことになるのだが、アイテムが全く落ちていない(敵が落とすもののみ)ので、基本的に蓄えたアイテムでやりくりする必要がある。

動画ではアイテム持ち込み無しで「不思議のダンジョン」でクリアーした。
次は「もっと不思議なダンジョン」に挑戦したいところだ!


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