シャイニングウィンド(PS2)を攻略してみる

シャイニング祭りも来るところまで来た感じ!

筆者としてシャイニングシリーズはレゾナンスまでプレイしようとおもっているが、いよいよ中盤~後半に入った感じですね。

主人公のキリヤと友人のシーナさん。このゲームはいわゆる「異世界転生物」で、同じ学園に住んでいる生徒達が、異世界に飛ばされてしまい、そこで争い合う・・・というストーリーになっている。

ヒロイン紹介

ゼクティ

ヒロインの一人のゼクティ。彼女は敵側にとらえられ洗脳されており、強力な敵として相対することになる。
ヒロインキャラとして使えるのは終盤だが、強力な剣撃の印象的なキャラクターだ。
初回で遭ったときと、敵としてあったときの印象が全く変わるインパクトの強いキャラ。

シーナ

物語はいよいよ異世界へ入る。主人公より早く異世界に入っていたおさななじみのシーナ。前半は彼女とともに戦場をかけることになる。
シーナは突撃系の必殺技が使える、足の早いテクニカルなキャラクターだと感じた。
物語初期はお世話になるだろう。

クララクラン

クララクラン姫が訪ねてくる。彼女もメインヒロインの一人だ。強力な盾による防御力が高いキャラクターとなっている。ヒーラーとしての一面もある。
途中、ゾンビなどのアンデットが敵として登場する。これらの敵を処理するのは相当に骨が折れるのだが、彼女の必殺技により死体を浄化して消してしまうことができるので、安心して進むことができるだろう。
終盤はとにかくゾンビ系の敵キャラクターに頭を悩まさせられるため、ゲームシステム的に見ると、彼女がメインヒロインなのかもしれない。

カリス

クララクラン姫の弟のカリス。彼は物語の前半ではか弱い少年としての趣を見せるが、物語が進むに従い次期王としての片鱗を見せるようになってくる。
クララクラン姫とカリス王子には元々、兄がいたのだが、とある出来事により兄は命を落としてしまう。その結果、クララクラン姫が国を率いる立場となったのだが・・・・その彼女の心はかなり複雑な状態のようだ。
心象世界ではそのあたりのことが語られ、死んでしまった兄への思いがとても色濃く描かれている。
キャラクターとしては電撃系のスキル持ちで、なかなかの破壊力。

ヒョウウン

コンロンを通ろうとすると、謎の竜神と出会う。彼もまた、ヒロイン?枠の一人だ。
ワタシが今回何故かメインヒロイン?として最後まで使用してしまったヒョウウン。
理由は必殺技の「旋風竜巻あばれゴマ」が終始強力だから。まぁこのキャラ以外メインで育てていないのでわからないけれど、ラスボスまでこの技だけで押せたので、多分相当強いのだろう(笑
立場としては下のホウメイを守る近衛兵的な立ち位置なのだが、荒々しい性格の裏に隠れた悩みや、ホウメイを守らなければという重圧感・使命感について悩んでおり、心の扉ではそのあたりのことが語られている。

ホウメイ

ホウメイとの出会い。ホウメイもまたヒロインの一人。齢3000年というキャラ設定が、ているちゃんと被るw
強力な魔法使いキャラクターで遠距離から大群を一気に処理できるのが強み。
ただし魔法使いキャラクターの宿命で、寄られるとつらい。
いわゆる「ロリババア」枠なのだが、心象世界はなぜか温泉であり、主人公に湯くみを強制してくる(笑)
なんとも独特なエロチックさを感じ、さながら官能小説のような雰囲気を味わえるので、オススメだ。

ジンクロウ

烏天狗なキャラクター。プレイキャラとして使うとかなりクセが強く、爆弾を設置するという特殊なキャラクターだ。
この爆弾の爆発までの時間がかなり長く、正直かなり使いづらかった(笑)

クレハ

クレハさん。はじめは主人公の幼馴染のソウマさんと一緒にいる。
弓使いで攻略サイトなどによるとかなり使い勝手の良いキャラクターのようだ。
・・・ただなんか今回は人の女を盗るような感じがしたので、使用するのは控えた(^ν^)

わんわんっ!

敵キャラクター他

ヒルダレイヤ。普段の彼女はおとなしい系の三つ編みな女の子なのだが、性格がかわると一変、イケイケな魔法使いとなってしまう。
敵将軍達。元々は敵であった彼らも、中盤からは味方となって戦うことに。
敵の将軍の一人。高速移動ができるいわゆるケンタウラス。
コウリュウ。敵将軍の一人。硬い体をしているが、それほど苦戦はしない。酔っ払うと強くなる!?
ソウマさん。彼もまた心剣士の一人。
リスナー様のお話では、アニメ版の主人公らしい。世界を守るため、相対する心剣士達の争いを止めるために単独で行動するキャラクターだ。
・・・実は彼には重大な秘密があるのだが、それはエンディングであかされることになるだろう。
シュマリ。前半の敵のボス。狡猾な作戦で主人公たちを苦しめてくる。

ゲームシステム

ソウルマトリクス

拠点のホウメイに話しかけるとソウルマトリクスシステムというシステムを使うことができる。
敵を倒してでてくる宝珠を合成すると、(聖)や(武)といった宝玉に変わるので、これを的確な配置で設置すると、特殊な効果を発揮するのだ。
はじめはソウルマトリクスの配置できる部位が小さいが、物語が進むに従いソウルマトリクスが成長し、配置できる文字数も増えていく。
文字の配列にはそれぞれ意味があり、「武士」や「剣士」といった2文字の配列や「女剣士」といった3文字の配列など、様々なパターンが有る。
これらの効果は複数発動できるため、最も効果を発揮しやすい配置に設置していくよう、考えてみよう。

ヒロイン選択

拠点を出ようとすると、ヒロインの選択画面となる。
このゲーム正直すべてのヒロインを育てるのは相当骨が折れるので、一人に絞って徹底的にレベルをあげていくスタイルをとった方が楽だ。
ただ、イベント戦でどうしても使用しなければならないケースが少しあるので、事前に調べておいたほうがよいかも。

装備品

装備画面では武器・兜・鎧・小物の合計4つのアイテムを装備できる。
このゲーム、装備品については色々と強化できるのだが、装備品の強化にはかなりお金がかかる。
通しでプレイして感じたことは、「お金が足りなくなる・・・」。
キャラクターが非常に多いこのゲームだが、お金が慢性的に不足するため、事実上一人のキャラクターに絞って育成をすることになる。
そのため、メインで使用するキャラクター以外は、適当に拾った装備を装備させていくことになる。

ステータス・スキル

キャラクターの能力強化。筋力・知力といったステータスを自由に振ることができる。
装備品には必要筋力や必要知力が設定されているものが多く、せっかく入手できた強力な装備も、この装備制限に引っかかって装備できない・・・ということになりがち。
予め、最終装備品に必要なステータスを確認してステータス振りをしていった方が良い。
また右側のスキルボーナスでは使用できるスキルの威力などを向上させることができる。
メインで使用するスキルに優先的にポイントをふっていくのがよいだろう。

霊樹ワープ

拠点の近くにある桜?にふれると、ワープができる他、ヒロインたちのキャラクターの心に触れることができる。
心の扉はそれぞれ5つあり、その際に必要となる宝玉が3つある。
はじめのうち必要な宝玉は適当なもの3つで良いのだが、扉を開くに従いキャラクター特有の文字が必要となる。
それらの必要な宝玉は入手が難しく、キャラクターとの信頼度がまして行くに従い、そのキャラクターから入手できたりする。
マップの各所には敵が発生する黒色のゲートがあり、これに触れるとワープして戦闘となる。

このゲート内には大量の敵がわんさか詰め込まれている。
正直間接系のキャラクターだとこれを処理するのが面倒だと感じた。筆者はこの面倒さからヒョウウンの竜巻旋風脚で一掃しまくっていた(笑
この世界では女神像?が敵に壊されるとミッション失敗となるので注意。
敵のボスを倒すことで、クリアとなる。
一定以上のゲートを閉じることができれば、フロアボスが発生し、これを倒すとミッションクリア。
霊樹を植えることができるようになる。
霊樹を植えることができると、今後はそのフロアに拠点の桜を通して自由にワープが可能になるという仕組みだ。
拠点の桜に触れると、霊樹ワープが可能になった。
これで、霊樹を植えた場所に自由にワープができるようになったぞ。

ヒロインの心に触れる

桜の木ではワープができる他、連れているヒロインの心に触れることができるぞ。
ヒロインたちの心の扉は合計で5枚あり、それぞれ必要な宝玉を使ってその心の扉を開いていこう。
扉の中はまさに心象世界で、そのキャラクターの背負っている重圧やトラウマなどが語られることになる。
連れているヒロインが、少しずつ心を開いていくというストーリーが、そのキャラクターとの親密性をより深めていく感覚が心地よい。
このゲーム最大の魅力の一つといっていいだろう。

ストーリーなど

主人公たちの国に、セイラン軍が攻めてきている。元々中立地帯であった場所に軍を展開してきているので、これを撃退していこう。
作戦会議では、ワールドマップのどの位置に敵が攻めてきているかをホウメイが事細かに説明してくれるぞ。
シュマリによる進軍。
敵将軍を、一人ひとり倒していこう。
途中、敵に捉えられたクレハを救出。ソウマきゅんに貸しを作る。

あとがき

TONY先生による美麗なキャラクターとグラフィック、戦場をちょこまかと動き回るかわいいキャラクター達。

そして敵集団をなぎ倒す無双系の爽快感が合わさり、ているちゃんのなかではかなり好評価なゲームとなった。

反面、装備品の制約が重く、強化にかかるお金も多いため、適当に拾った装備でやりくりしなければならない窮屈さも感じた。

拠点の霊樹にふれることでキャラクターの心にふれることができ、心の扉を一枚また一枚と通っていくことで、キャラクターの内面の世界観にふれることができるのが面白かった。

ただし、多くいるヒロインたちの中から一人しか連れていくことができず、育成も一人のキャラクターに集中しないと難しいゲームバランスのため、TONY先生により描かれた美しいキャラクター達との関係性を同時に体験することが難しい。次プレイするときは別のキャラを育成しよう。

ラスボスはそれほど強くもなく、回復アイテムを使ってゴリ押しが可能。ストーリーに重きをおいたゲームという印象でした。

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