(SS)セガサターンレトロゲーム レビュー

ドラゴンフォース2(セガサターン)を攻略プレイ

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ドラゴンフォース2

さて、先日ドラゴンフォース1をクリアーしたのだけれど、今回は流れ的に今回はドラゴンフォース2をプレイしよう。

早速ゲームを始める。ゲームの世界観は前作ドラゴンフォース1の物を踏襲しているようだ。

ただし地図は若干変わっている。ってか90度傾いている?北がどっちだw

主人公選択

例によって主人公が選択できるが、はじめに選べるのは6人。前作の星竜の八戦士と同様のゲームスタイルならば、あと2人はゲームクリアー後に選択できるのかな?

今回は何故かこのバーツを選択。

反乱軍バーツ

魔族の血筋をもつ主人公だが、全土を侵略し始めた敵魔族からの誘いを断り、反乱軍を指揮して戦うことになる。

魔族の進軍により世界は崩壊の危機にある。

魔族の血筋とはいえ優しい性格で、そのため魔族からの勧誘を退けることができた。
途中、魔族に滅ぼされた町にひとり取り残された盲目の少女フィーナを助ける。
しかし魔族のデルシアに殺されてしまう・・・。

デルシアを失った彼は反乱軍となり、魔族に対して戦いを挑んでいくのであった・・・。

バーツも魔族だが、強い意志で魔族からの勧誘の声を退ける。
フィーナのおじのエンツォが訪ねてくる。しかしフィーナは・・・。
その後エンツォは仲間となり、ともに反乱軍をひきいてくことになるのだ。
進軍を開始すると、近くの町でステファーと出会う。
彼はおちゃらけたヤンキータイプのキャラだが、仲間としてともに戦う!これで武将は3人に。
砂漠の塔に向かう途中、主人公の知り合いの女性との出会う。なかなか奇抜なお姿のお知り合いだ(笑)
彼女は頭に響く魔神の声に呼応し砂漠の周辺で殺戮の限りを尽くしていたが、主人公からの問いかけに頭を悩まし、どこかに行ってしまう。
敵の魔神幹部との出会い。呪により🐶に姿を変えられた仲間が、ついにその憎き相手を見つけた瞬間。

フィールド

フィールドでは武将を操作し、町から城へと武将を移動させる。

フィールド上で敵と接敵するか、もしくは敵の潜んでいる城に入り込む、または自分の居城に敵がせめてくることで、戦闘が発生する仕組みだ。

城に滞在している師団は、自由に選択が可能だ。状況に応じて必要な武将を、最大5体まで選択することができるぞ。
ただし城は敵に襲撃されて負けてしまうと取られてしまうので、要衝の拠点には防衛に必要な分の武将は置いて置かなければならない。
xボタンでfast(高速モード)も使用できるので、ゲーム展開を早くしたいときは都度使用しよう。
当然、戦闘にて自兵は消耗していく。消耗した兵は城で補充できるが、城に人員がいないと補充できない。
城の人員は時間経過とともに増える。必要とあれば遠くの城にいき、人員を補充してくる必要があるだろう。

内政システム

このゲームは基本的に、内政ターン→戦闘ターンという順番を繰り返すことでゲームが進行していく。

内政ターンでは味方への報奨、アイテム装備、築城、探索といったコマンドを実行できる。
前作で問題であった、この手のゲームにありがちな内政が非常に面倒という問題だが、今作では築城やアイテム探索、武将勧誘などがオートで行えるようになっており、内政面は快適そのもの。

これはドラゴンフォース1にほしかったなぁとしみじみ思います。

報奨では、味方へと勲章を授与できる。強化したい兵科を増やしていこう。
武将ははじめから使用できる兵科が決まっているが、鷹人下の巻物のように兵種自体を増やすことができるアイテムを使用すると、使用できる兵種が増える。
キャラクターのステータスはよく確認しよう。特にint(知能)の高さは重要で、70以上になると城の探索が行えるようになる。
基本的にintの高いキャラクターは育てず、城の上に置いておいてアイテム探索マシーンとして使用するのがいいかも。
基本的に脳筋キャラばかりなので、戦いは脳筋達にまかせてもろて・・・。
一部、intを数ポイント上昇させるようなアイテムもあるため、70にギリギリ届かない、かつ他のステータスも低く使い物にならない武将は政治の書を使って70まであげて、城の上に置いておこう。
またbld(建築)が70以上のキャラクタは築城ができる。intとbldが共に70以上のキャラは有能ということになる。

戦闘システム

兵種相性表

取説より引用。前作同様、このゲームには兵科ごとの相性が設定されている。
ただ、前作は兵科が10個程度であったが、今回は兵科がかなり増えており、そのすべてを把握することは困難。

戦闘

敵と接触すると戦闘が始まる。
相手の敵に有利となる部隊編成の武将を選択しよう。
戦闘では前列・後列に細かい指示を出すことができる。
今作は前作とちがい異種混合で部隊編成が可能なため、「ドラゴンには侍を当てる」といった単純な戦略が通用しない。
兵種の特性をよく理解し、適所で当てていこう。
戦闘が始まると、作戦選択ができる。基本的には全体命令から全身・突撃を選べばいい。
武将技は武将がそれぞれもつ固有スキルを放つ。これが非常に強力なのだが、遠距離しか打てない・自分の身近にしか攻撃できないといった風に、かなり癖が強い。
それぞれの武将の持つ必殺技を把握し、適所で使っていこう。
今回は武将が非常に強いのだが、武将のHPを全回復させるスキル持ちもおりかなり厄介。
トリプルソニック。非常に強力な技だが使える武将が少ない。
武将の技は固有スキルなので、このスキルによってそのキャラクターが使えるか使えないかが決まってしまう面がある。
戦闘に強い武将、内政に強い武将、どちらも行えるバランスのよい武将・・・色々使い分けていこう。

エンディング

終盤になると、マップの中央に暗黒大陸が浮上。
強力なバリアが張られ、なかに入ることができなくなるが・・・。
主人公の幼馴染の活躍により、バリアーを破壊することができる。
しかし・・・。
なんとか魔大陸へと進軍を始めるが、オルヴォを初め見慣れた連中が行く手を阻む!・・・のか?
黒騎士も登場!これは手ごわそうだ
遂にラスボスさんご登場。
魔大陸では敵のドグルと延々と戦闘をすることになる!
通常の兵士ではとても刃が立たない。相性的に有利になる騎兵とカラクリ騎兵をあらかじめ鍛えておくとよい。
特に最後は強力なステータスを持つ八戦士達のうち5人でラスボスへと挑むことになるので、彼らは十分きたえておきたい。
魔の剣士エスタンを撃破!
お怒りのオルヴォ!しかしこれも撃破
ラスボスのグランデル!倒したかと思えば・・・
ダークドラゴンさんご登場!
シャイニングフォースからの友情出演でしょうか!?(*´∀`)
覚醒した主人公の必殺奥義が炸裂!
実質、イベント戦です。
エンディング。
他の八戦士達に立場を譲り、ひっそりと去ろうとする主人公。
しかし浮上した魔大陸の当地を押し付けられる(笑
大量に住んでいるドグル達の統治は、同じドグルであるバーツにしか無理だろうという・・・まぁそうだな。
こりゃ引退できなさそうだ。

あとがき

さて、リスナー様とも色々と話をしていましたが、このゲーム実に「惜しい」

ドラゴンフォース1が非常に評価の高い名作である反面、この作品はあまり評判がよくないようです。
当時の状況をリスナー様に聞くと、どうも作品の納期が間に合わなかったため、いたるところに調整不足の面が見られます。

特に後半の敵がドグルしかいなくなるというのが問題なのと、新大陸も敵があまり強くなく、適当にそだてたキャラクターで十分攻略できてしまう難易度。

その反面、クラフトや探索要素などもあり、強力な武器防具を作ることができるシステムも存在していますが、これらの強力な武器防具を活かすシーンがないんですよね。

恐らくは調整中に敵の強さを、これらの強力な武器防具が必要なレベルまで調整する予定だったんでしょうが、それができなかったという点からも「惜しい」とファンから言われる結果になったのでしょうね。

ゲームとしてはかなり面白く、声優陣も非常に豪華。キャラクターも魅力的でストーリーも良いだけに、ちょっと残念な感じでした。

十分に楽しんでプレイできたので、ゲームとしてはよいと思います。

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