配信中一部のリスナーの方から「ドラゴンフォース面白いぞ」と紹介をいただいたのでプレイ。
星竜の八戦士なる8人のキャラクターの中から一人を選択し(初回プレイは選択できない君主もいる)、他の7人の君主を味方に引き入れながら魔王を打倒するという感じのストーリ。
世界観はよくある剣と魔法の世界で、一部敵としてロボも出てくる感じ。シャイニング・フォースの世界観に近いか。
ゲームスタイルはいわゆる三國志や信長の野望といったソフトのようで(筆者はそのどちらもプレイしたことがない)、内政ターンと戦略ターンを繰り返しながら進めていく。
内政ターン
内政ターンでは・内政実行 ・内政終了 ・勢力地図 ・記録ができる
記録はセーブだ
ストーリーに関するイベント
例えば敵の7人君主のうち一人を捕まえたとか、非常に強力なボスが出てきて負けイベントを経過した後などは、内政ターンに入った瞬間に本編ストーリーに関するイベントが発動する。
この発動後、重要な仲間をゲットできたり、倒せなかった敵キャラクターを妥当することができるようになったりする。
功績
戦略ターンで敵を多く倒したりしたキャラクターは武勲を上げ、勲章を授与される。この勲章の数だけ、味方キャラクターの兵隊を増やすことができるので重要だ。
主人公の使用しているキャラクターのみ、「民衆からの支持があがっています」といわれ、別に兵隊を増やすことができる。これは例えば、敵の拠点を倒したり、強力な敵を打破した後に生じやすい。
内政実行
内政実行では、勲章授与、アイテム、武将会見など行える。
勲章授与
勲章授与ではキャラクターを選択し、勲章を授与できる。
勲章の数は兵隊の数となるため、重要なキャラクターの使用する兵科に振ってどんどん人員を増やしていこう。
武将謁見
武将謁見では、武将選択と捕虜選択がある。武将選択は武将の好感度など確認でき、捕虜選択では捕虜を説得して仲間にひきいれることができる。
捕虜には仲間に引き入れやすいキャラと、なかなか仲間にならないキャラクターがいる。いわゆる「顔なしキャラ」は簡単に引き入れることができるが、敵対している国の「顔ありキャラ」は説得してもなかなか仲間にならない。
敵対国の君主を倒して仲間にしないと、仲間にならないキャラクターも多いぞ。
築城
築城では城の補強ができる。城は戦闘のたびに傷つきボロボロになっていくので、前線の重要な城は強化しておいたほうがいい。まれに人員の補充をしてくれることもある。
アイテム
探索し発見したアイテムを装備したり使ったりできる。アイテムには
・装備品・・・装備することで攻撃力や内政力などのステータスを増加させるアイテムを装備
・徽章(きしょう)・・・そのキャラクターが本来扱えない兵科を使えるようにする。弓徽章ならアーチャー、といった感じで。
戦略ターン
フィールド
戦闘
敵と接触すると、戦闘が始まる。城は最大10ユニットが在住できるが、戦闘に参加できるのは5ユニットのみ。よく考えて戦闘に参加させよう。
基本的に双方どちらかの兵隊が戦えなくなるまで戦闘は続く。敗北したり退却するとキャラクターが捕虜になったり、死亡したりするので注意が必要だ。
兵科
このゲームは、敵ユニットの兵科との相性を常に頭に入れて戦う必要がある。
ただこの相性を唯一考えなくてよいのが、メイジだ。メイジだけは、下の戦法でどの相手とも楽にやりあえるため、育てるつもりのないキャラはメイジで10~20人程度の部隊を揃えて戦うと楽になる。
ソルジャー
最も基本的な兵士。これといって特徴もない。物語前半ではホースマンに弱いという特性が足を引っ張りやすいのだが、後半になるとモンクやビーストに対して有効に戦えるようになるため、ホースマンからファイターに切り替えたほうが楽にはなる。
ただ可能ならアシガルを育てたほうが・・・。
ホースマン
比較的万能な兵科。困ったらこれにしておこう。
まま耐久力が強く、どんな相手にもまんべんなく戦えるのが強み。ただし人外の敵には分が悪い。後半はソルジャーの方がマシという感じになる。
物語前半は雇えるキャラクターがいたら優先的に育てる。ただし意識して徽章を集めないと新規キャラクターにホースマンを使わせづらかったりするので注意。
メイジ
遠距離戦は非常に強いが、寄られてしまうとたとえこちらが100人いても、数人の敵近接キャラクターに0人まで減らされてしまう程弱い。
しかし後半苦労させられるドラゴニアやゾンビ相手には強く、ゲームの性質上10人弱いれば最大火力を発揮できるので、10~20人程度のメイジ部隊を拠点においておくと役立つ。
終盤は敵のドラゴンラッシュが過酷だが、自軍10人のメイジ部隊編成で撃退が可能。
強力な戦法として、守備状態で戦闘を開始。相手がこちらに近寄り攻撃をする寸前に武将の必殺技を使う。この必殺技を使っている最中は敵の近接キャラクターは攻撃できず、一方的にメイジの魔法攻撃ができる。攻撃が終わったら、撤退する。
そ武将の必殺技は威力を重視せず、メテオなどのモーションが長い攻撃を使うと、メイジ10人で相手の100人部隊を削り切ったりもできるので有効活用しよう。
下手にホースマンなどの下級兵100人の大群を突っ込ませるより、こちらの方が被害がなく楽。特に兵隊の補充が厳しい前半は、兵の損失を抑えるこの戦法が有効。ってかゲームの特性上序盤~終盤まで強い。
アシガル
アシガルはすべてのユニットにそれなりに強いユニット。どんな戦場でも安定して戦果を挙げられるのが特徴だ。
特に終盤に出てくるドラゴンラッシュでは非常に強く、ドラゴニアに対して正面から渡り合える貴重なユニットと言える。
ただしアシガルの顔ありキャラクターは出雲国のミカヅキとそのお供の方々くらいしかいないので、意識してミカヅキ達を100人まで育てていこう。
アーチャー
アーチャー。遠距離攻撃ができる貴重なユニットのひとつ。序盤はお世話になる。
ただ、ハーピー以外の兵科に対しての攻撃力が低いため、正直あまり育てる意味はない。アーチャー兵のユニットは、早々にソルジャーやホースマンに切り替えていったほうが前半は楽。
間接攻撃はメイジ部隊の方が圧倒的に強いので、中盤~はいらないユニット。
モンク
モンクは大体の相手にそれなりに強いが、特にゾンビに対しては無類の強さを発揮する。
ティリス姫でプレイしているが、イベント戦で相手のゾンビ100体(しかも蘇生してくる)とタイマンで戦闘をしなければならなくなるため、モンクを雇える徽章が出てきたら、主人公に使って育てていく。
イベントが終わったら、ドラゴニアに切り替えるといった工夫が必要だ。
ハーピー
間接攻撃キャラ(アーチャー・メイジ)以外にはそれなりに強いという兵科。逆に間接攻撃にはめっぽう弱いので、そこを理解して使っていこう。
ビースト
獣キャラ。ブレスオブファイアのリンプーを思い出すねぇ。
ホースマンに強いのはいいんだけど、ほかがメイジやアーチャーなど「寄ってしまえば他の近接キャラでもどうにでもなる」相手に強いだけなので、まぁ積極的に育てる理由は無さそう。
ドラゴニア
このゲーム最強のユニット。とにかくアシガル以外のすべての兵科に非常に強いので、ドラゴニアを雇える徽章をみつけたら、顔ありキャラ(得に主人公として選択できるキャラ)につかって育てていこう。
相手にするときはこの上なく厄介で、特に終盤はドラゴニアの部隊が大量に押し寄せてくる。まともにやり合うと敗北は必至なので、前半からアシガルだけはきちんと育てること。
上にも書いたが、10~20人程度のメイジ部隊で処理できるので、デフォルトがアーチャーやホースマンの武将は、メイジに切り替えていった方が楽。
ゾンビ
ゾンビ。一般近接兵科に対して非常に強いが、ほかはそれなりという感じ。
思ったほどは強くない・・・が、ソルジャー・ホースマン・アシガル主体の兵科はとにかく苦戦させられるだろう。
逆にメイジにやモンクには弱い。
中盤はとにかく敵のゾンビラッシュがきついので、モンクを主体に育てておくとよいだろう。
主人公の選択
はじめにプレイする場合は、ミカヅキとティリス王女が楽のようだ。ミカヅキとそのお供の方々はMPが多く、強力な必殺技を連発できるので通常戦闘が楽だ。
ティリス王女は敵の王様と話をするだけで軍門に下ってくれるので、政治的に楽。ただし、はじめのムーパレスから出るのがかなり大変。ここだけで、配信の半分は使っていた(笑)
ラスボス戦
ラスボス戦ですが、計5回の戦闘を戦い抜かなければならず、非常に難しいと感じました。
(1)グレイス
ジュノーン:ハーピィ(100)・・・・ソニックブレスト→突撃→一騎打ち(負)
レオン:モンク(100)・・・全軍突撃
(2)ギデオン戦
レイナート:メイジ(100)・・・・メイジで遠距離攻撃→敵が近づいてきたらメテオ→消耗戦でメイジをなるべく生き残らせる→残ったメイジでレイナートの体力がなくなるまで削る
ミカヅキ:アシガル(100)・・・全軍突撃→ソニックブームで削る
(3)カトマンドゥ
ウェイン:ホースマン(100)・・・全軍突撃で削る
ゴンゴズ:ビースト(100)・・・全軍突撃で削る
ゴルダーク:・・・出番なし
(4)マドルク(一段階目)
ティリス:メイジ(60)・・・遠距離から魔法で削る、魔法スキル
(5)マドルク(二段階目)
ティリス:メイジ(60)・・・遠距離から魔法で削る。
という形で勝利です。間違ってティリスのメイジを100体にしてなかったのですが、勝てました。100体ならもっと簡単だったでしょう。
所感
はじめにプレイしたときは「あっこれってロマサガ3のマスコンバットだ」と思った。
筆者はロマサガシリーズが好きで特に主人公をミカエルにするとプレイできるマスコンバットが、このゲームの仕様とそっくりなので、初めてプレイしたときにもすんなり受け入れられた。
筆者はゲーム発売時のことは知らないけれど、リスナーさんいわく「とりあえずドラゴンフォースは買わないと」という程、評判だったようだ。
その評判通り、三国志のようなゲーム性にもかかわらず初心者にもわかりやすいゲームシステムや、関係性豊かなキャラクター達の関わりを通して、グイグイとゲームに引き込まれていく。
ゲーム難易度もそれほど高くなく、戦略ゲームにありがちな「これ無理ゲーやろ・・・」と歯ぎしりしながらプレイするようなキツさはない。
ただし、ゲームのストーリー上、終盤は主人公たち星竜の八戦士で戦うことになるので、仲間にした主人公キャラ達を十分鍛えておかないと、痛い目にあうぞ!
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