スーパー大戦略
大戦略といえば、スーパー大戦略だ!
現代兵器がもともと好きだった筆者が、貴重なおこづかいを使って購入したこのスーパー大戦略。
結果的に言えば大正解だった。
当時もそれなりにいいお値段をしたのだが、分厚い取説と兵器カタログがとても読み応えがあった。
スマホやインターネットもないような時代だったので、兵器カタログで世界の様々な兵器の情報を学べがのは、のちの人生に大きな影響を与えることとなった。
ゲームを始めるが、まずはマップの選択だ。
シリーズ共通のアイランドキャンペーンをはじめ、日本や世界地図をモチーフとしたもの、SEGAのロゴの形、SEGAの他のゲームの世界をモチーフにしたものと、その種類は様々。
国もアメリカ・フランス・イギリスといったふうに、代表的な国の兵器を扱うことができる。
戦闘シーンは上空からの衛星写真のようなアングル。
部隊ユニットの最大数は10体。戦闘などで消耗して減っていくが、同種の部隊ならば合流もでき、都度分散もできる。
後のシリーズでは都市でのユニット補充が可能だが、このゲームにはない。
ユニットは様々な性能もった特殊ユニットもいる。例えば画像のように、都市の補強や増築、橋の修理などの工作をおこなうようなユニットも、重要となるのだ。
戦艦・飛行機・ヘリコプターなどそれぞれの兵科に合わせた強さを活かし、敵の国を制圧していこう。
兵科にはそれぞれ相性があり、
・戦車は戦車以外の地上兵器に強くヘリコプターや攻撃機に弱い
・ヘリコプターや攻撃機は対空車両か戦闘機に弱い
・戦闘機は対空車両に弱い
といったふうに、相性があるので、この相性をうまく駆使して戦いを有利に進めていくのだ。
あとがき
もともとはPC版の現代大戦略をメガドライブに移植したもののようだ。
現代大戦略自体がとてもできの良いものだったようだが、移植版のためその出来は非常によく、今でも楽しんでプレイできる。
ただしこの手のゲームにありがちなのが、CPUの思考時間が大変に長いという問題。
4カ国入り乱れての大戦場では、CPUのターンが1時間近くになることも・・・。
この問題点は、レトロフリークの5倍速機能を使えば、概ね解消できる。
今プレイするならレトロフリークは必須といえるだろう。
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