
ガイアの紋章
でーれれれーれれれー♪というなんとも不気味な音楽とともに始まる「ガイアの紋章」
メサイアによる伝説のゲームの始まりだ!
最近、ているちゃんはラングリッサーシリーズをプレイしているが、色々と調べていくうちにこのガイアの紋章はどうもラングリッサーの元ネタらしい。
幼少期に
このゲーム、何故か実家にあった。
身内が買ってきたものを、家でプレイさせてもらっていたのだが、当時まだシミュレーションゲームなどあまりなかった時代にシミュレーションゲームとはどういうものかを教えてくれた貴重なゲームだ。

シナリオモードではプレイヤーは光側(後のラングリッサーでいう光輝(ひかり)の末裔側)の部隊を駆使して、闇側のボーゼルを倒すというストーリーとなる。

戦闘システムは昔ながらのターン制。四角形のマス目を半マスずらし、擬似的にヘックス(六角形)のマスを表現しているのだね。
PC88?時代の大戦略やマスターオブモンスターズは未プレイだけど、エルスリード(ガイアの紋章のPC88盤)が1987年発売、PC88盤の大戦略が1988年発売とのことなので、ちょうど四角→六角形に移行してヘックス表示が定番になる、節目の時期だったのだろうか。

ゲームとしてはシナリオモード・コンストラクション・キャンペーンの3つのモードが有る。
シナリオモードではラングリッサーのように、一つのマップをクリアーするとポイントを維持しつつ次のマップへ・・・と続いていく。


シナリオ開始すると、使用できるキャラクターを選択できる。
ロードナイトやグランディー、ホワイトドラゴンといったキャラクターは高額だが強い。
しかし序章のように始めたてだとポイントが20ポイント以下と少なく、これらコストのかかるキャラクターを出すのは得策ではない。
はじめは無難に、ナイトやアーチャーなどの低コストなキャラクターを複数組み合わせて出撃だ。

シナリオ1序章では、大量のゾンビ部隊が押し寄せる。こちらはナイトで進入路を塞ぎつつ、アーチャーを砦に登らせて射抜いていこう。
このゲーム、地形補正が非常に強いので、意識して砦や森などに陣取っていくのがよい(この傾向は、ラングリッサーにも受け継がれていく)

勝利すると勝利画面とともにパスワードが表示される。
このパスワードを使用すれば、次回も同じ場所から同じ状態で始められるのだが・・・
このパスワード、適当に数値をいじると所有ポイントが自由に変更できる(笑)
序盤からホワイトドラゴン2体出陣・・・なんてのも可能なのだが、ゲームとしては破綻してしまうぞ。

シナリオ開始前に指定した魔法については、ランダムで発動する。
ラングリッサーにも言えるが魔法がえげつないほど強いため、魔法が発動するまでなんどもやりなおすことが必要なマップも多々ある。昔ながらのゲームだな・・・という印象。

シナリオ2ではゾンビに咥えて相手のナイトやゴブリンなども混ざってくる。やることはシナリオ1と同じだが、序盤はポイントが少なすぎるため、損害が出る=詰み、である。
損害が出ないように立ち回ろう。

ブラッディーブリッジ。
このあたりから、すでに敵の攻撃をさばききれず被害が出始める。
正直初心者は、このマップあたりで手詰まり。慣れていても厳しい・・・。あまりに高い難易度なのが、このゲームだ。

脱出船団。
筆者はこのあたりですでにドロップアウト。もうどうすれば勝てるの?って感じ(´・ω・`)
あとがき
いわゆる「エルスリード三部作」といわれる作品のうちの一つが、この「ガイアの紋章」だ。
これが後のラングリッサーやレイノスなどの作品につながっていく。メサイヤの世界観は後の多くの作品に受け継がれていくのだ。感無量。
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