
さて、ヴァーミリオンだ。
幼少期、とにかく貧困家庭であった私はまともなゲームを買うお金もなかった。
けれども世間ではRPGブームで「ているちゃんもRPGやりたい!でもお金がない!くやしいっ!」という状況だったが・・・
ゲームショップのワゴンでこの「ヴァーミリオン」を入手。たしか300円くらいだった。
あらすじ

主人公はどうやら王族の末裔であるが、国が滅ぼされて王の召使に育てられたという定番のパターン。

このRPG、終始暗い雰囲気が中世ヨーロッパを彷彿とさせる。
あまりにもくらい雰囲気なのだが、それを相殺するかのように笑えるエピソードが各所に散りばめられているのが面白い。
これが後の「レンタヒーロー」につながっていくと思うと、感無量である。

このゲーム、ドラクエ1のようにダンジョン内は暗黒で、ろうそくやランタンがないと何も見えない。
中盤ころから照明用の魔法が覚えられるが、それまではイベントリ内にろうそくを2本程度は常備しておくようにしよう。

この画面のように、まずは地図すらない状態だ。地図は、街の人と話しかけることで入手できることもある。
が、地図がない状態で闇雲に進まなければならないケースも有り、結構大変なゲームだ。

ダンジョン内ではまずろうそくを使用しよう。しかしろうそくを使用してもマップがないと、画面右上のように主人公の周囲しか見れない。
ダンジョン内のマップは、比較的近くの宝箱内にあることが多いのだが、終盤になるとダンジョンの深層においてあったりして、役に立たないこともある。

システム
町

キー?:キーンやキーマなど回復魔法
バニティ:解毒魔法
レックス:ダンジョン脱出
バレット:ダンジョン照明
アリエス:いわゆるルーラ
ソドム:攻撃魔法。八方向に自動追尾するブーメラン
上の魔法は必須。攻撃魔法はソドム以外いらない。
戦闘

敵は最大8体で、剣か魔法で戦うことになる。
魔法は各種あるのだが、戦闘では「ソドム」という魔法以外はいらない。
他の魔法は基本ゴミなので、最終盤までソドムでいい。まぁ魔法のエフェクト自体は面白いので、色々使ってみるのはいいが。

振り上げるときは攻撃判定が瞬時に発生する。振り下ろすときに攻撃すると考えがちだが、このゲームは振り上げが主。
攻撃を当てると敵は逃げるので、そこを振り下ろしで追撃。これを繰り返して敵を倒す。

ストーリー(ネタバレ)


ろうそくは途中で消えるが、ランタンはずっと使えるのでランタンの方がよい。
慣れていればろうそくでもいいけど。

ダムドは自身の周りを炎が周回する初期魔法。これつかうくらいなら切った方が早いのでいらない。

なんかあやしいなコイツ。


このゲーム、ボス戦は普段の戦闘シーンとかわり、横向きとなる。
このボスは首をひっこめたあとに伸ばして攻撃してくるので、タイミングをみはからって剣激を浴びせよう。
普段とは違い剣の判定が短く、かなり踏み込まないと攻撃が当たらないので、この戦いで剣の範囲を体に覚えさせよう。

かなり歩かないとつかないので、やくそうなどは十分もっておきたい。

ちなみのここの宿は店主がボケているので無料で泊まれるが、怪物を倒した後はぼったくられるので注意。


前後に移動しながら、魔法をぶちかましてくる強敵だ。




てんたけは近くのダンジョン奥に生えているのでこれを持ち帰ろう。

これを街の人に渡すと・・・


このダンジョンでは奥で少女が「キーナ」という超強力な回復魔法を売っているのでこれを購入。
・・・しかしダンジョンの奥に少女が?うーむ怪しい。


無実を証明するため、再びダンジョンにいくことに。


デーモン系のボスですが、おそらくこのゲームで(ラスボスを除き)最強格。
上下段に炎を打ってくる。上はしゃがんで避け、下玉は剣で切り払う。
ただもっさりとした動きしかできない主人公。当然避けきれるわけもなく、ダメージを喰らいながらふっとばされます。
十分にレベルをあげてゴリ押すしか、正直他に対応策がないのが苦しい。

どうやら例の怪物にやられてしまったようだ。


指輪を集めている主人公の存在が、悪の帝王に報告されたようだ。

上下段の炎の頻度が上がり、近づくこともままならない!
まさに強敵・・・!レベルをあげて対応するしかない。

洞穴に向かおう。



これで、イーデンに向かう途中のダンジョンを抜けることができるようになった。


後のレンタヒーローでも同じ演出があり、ニヤリとした。

このゲーム最強の攻撃魔法だ。アリエス(ルーラ)・キール(回復魔法)・バニティ(解毒)も買っておきたい。

イベントの流れは、後ほど「主人公の剣の没収」「お金(kim)の没収」の2つが起こる。
せっかくためてきたお金が消えてしまい非常に困ることになるのだが、防具は没収されないため「ダイヤモンドシールド」を買えるだけ購入。
他のアイテムは二束三文にしかならないが、ダイヤモンドシールドだけは高額で売却できるので、被害を最小限に抑えることができる。

やはりここは「えっち」な、ほんだ(笑)
買おうとすると。

しかしこの店主、実は名工で後ほど「ソードオブヴァーミリオン」を作ってくれる。
この没収イベントを行わないともらえないので必ず行おう。

多分、エンディングで主人公が抱きかかえている姫は、この姫様だ。

これで簡単にレベル上げできる。






王様のところにいくと、どうやらこの主人公の偽物が指輪をすでに持ち去っているようだ。
ゆるすまじ!汚名を晴らすべく、偽物を倒しに行こう。


骸骨を召喚して襲いかかってくる。とにかく剣をぶん回しながら、少しずつ魔法使いに近づいていく。
魔法使いはたまに魔法弾を打ち込んでくる。これが結構厄介で、タイミングよく魔法弾を切るしかない。
うまく切らないと、また画面端に追い込まれてしまうので、とにかく剣を振り回しまくった方がよい。



いわゆる「ぱふぱふ」イベンドだ!

実は裏で体力がどんどん減っているのだ。

教会で生き返してはもらえるのだが・・・。

これではゲーム進行は不可能・・・。ひどいイベントですね色々と(笑)
腹上死したいときは、あらかじめモンスターに体力を削ってもらっておいた方がよいです。

奥まで行くと、捉えられている男性を救出。これで町に活気が戻る。



この老婆から写真を受け取る。

良い人を探していたじいさんにばあさんの写真を渡そう。

これで「ドラゴンシールド」を入手だ。



本当かなぁ・・・?この王様はドケチだという話だから、色々とこじれそうだ。
とりあえず洞窟にいき、ダークデーモンを倒そう。

普通に戦うと強敵。正面に立つとブレスを吐いてくるし、前進タックルでダメージを受けてしまう。

かなり密着しなきゃいけないけど。


次はレッドクリスタルだ・・・。

色違いのデーモンだが、おなじように背面切りで楽に倒せる。





しかし指輪は・・・といいかけたとき、主人公が睨みつける(笑)





あのクソ野郎~!!!

だいちの指輪もすでに持ち去られていた後だ。うーむ、強欲な人間の末路は恐ろしいな。





呪いを解くだけのアイテム。正直いらねー(笑)

取らないほうがいいかも。

最強の武器「ソードオブヴァーミリオン」を作り上げたもののフラグが立つ!
イーデンの町に飛ぼう。

以前の失礼な態度から一転、敬語に。




どうやら毒を盛られてしまったようだ。




いくしかないな。

これはくるしい・・・。

これでやっと、猛毒から開放された・・・。

途中、幸運をあげるアイテムが落ちている。特に必要ないが、取っておこう。


ちなみに、壁沿いに進んだ端でやくそうが無限に入手できた・・・はず。
この時点で薬草もらってもしかたないが

最後の町だけあって、ひどい状況だ。



MP10回復アイテムだ。

無理をセず、すこしずつ進んでいこう。

ここから先は3体のボスを倒し、ゴールドキーなどの鍵を入手しながら進んでいくことになる。

いわゆるボスラッシュの開始だ。ボスを倒していこう。

強化されて再登場という展開だ。


おのれ~ぶったおす!


なんと、主人公の父親だというのだ!




このネクロマンサーは非常につよく、厄介だ。
しかもこの後、真のラスボスが控えている。体力をなるべく温存したいところ。

こいつ、さすがにラスボスだけあって非常に強い。
二本の首を非定期に上下させ、主人公が近づくと飛び道具を放つ。
攻撃するタイミングがむつかしい。
相手のビームがあたる位置を把握し、位置調整して臨もう。
所感
さて、ヴァーミリオンの攻略を書き進めてきた。
いわゆる「バカゲー」判定されているゲームであるが、中々にボリュームが有り、楽しめる。
昔ながらのいわゆる3Dダンジョンゲーであるが、シャイニングザダグネスのようなタイプのゲーム。
レトロゲーをプレイしているとこの手のゲームが多いので、馴染み深い人には馴染み深いだろう。
逆にているちゃんはこの手の3Dダンジョンゲーをプレイしたのはヴァーミリオンが初めてだったので、とても新鮮だった覚えがある。
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