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さて、シャイニングフォース外伝2である。
筆者が最も愛したゲームギアのゲームであり、数あるシャイニングシリーズの中でも最も印象深い作品の一つといえるだろう。
外伝1と比べてキャラクターのコミカルなアクションが追加され、より感情移入しやすくなっている。
前作はニック王子の冒険物語であったが、今回はシャイニングフォース1のオマージュか謎の少年シュウを中心とした物語になる。
シュウ少年はシャイニングフォース1のマックスのように現れ、その生い立ちも非常に似ている。
ゲームを通して正体が明かされていくストーリーを楽しんでいこうじゃないか。
システム
このゲームは基本的に①イベント→②戦闘→③町・本陣の順に進んでいく。
町ではアイテムの購入や売却ができる。

特に「ほりだしもの」には貴重なアイテムが並ぶことも。

道具の移動や使用もできる。

戦場には最大12名のキャラクターを参加させることができる。
物語が侵攻していくに従い、最大18人の仲間キャラクターから、お好みのキャラクターを戦場に参加させよう。
キャラクター

攻撃・防御・素早さどれもまんべんなく上がる勇者タイプ。特に防御力の上昇は特筆。
スパークも覚えるが、MPを使い尽くすとリターンができなくなるので、必ずMPは8残すようにしたい。
ちなみに最終装備のひかりのつるぎは道具使用でスパークを発動するが、壊れるので注意。
伝説の剣のはずなのに・・・

シュウだいすき!
余談だが、このゲームは途中でパーティーが2つに引き裂かれるイベントが有り、そのためか一時的に彼女がリーダーとなる。
その兼ね合いか、リターンが使えるのだが、第1枠にリターンが設置されているため、魔法を頻繁に使う彼女は誤操作でリターンを発動してしまうおそれがあるので注意だ。
レベル2魔法を覚えるのが遅く、かつ強力な魔法を覚えるのが遅い・・・というジレンマをかかえる彼女。
決して強くないが、愛で使い込もう(笑)

HPが高く、攻撃力もそれなりにあり、体力回復のヒールや解毒アンチドーテも使いこなせる。
非常に便利なキャラクターなので、パーティーに入れることを推奨。
いだてんリングは彼に装備させると、非常に使い勝手の良いキャラになる。

防御力と攻撃力が非常に高い。序盤からお世話になるタンクだが、移動速度が5な上に敏捷性が低く、戦場にたどり着けないなど使いづらい。

スピアは射程が2だが若干攻撃力が弱め、ランスは攻撃力が高い。
状況によって使い分けよう。

騎兵キャラは使い勝手が非常に良いので、セットで使っていきたい。

杖でそれなりに殴れるのだが、いかんせん回復魔法がヒールのみで、オーラを覚えないのが・・・。
二軍送りにするのがよい。

強いが、チェスターの影に隠れがち。耐久力が低く、ラスボス戦では反撃で落ちがち。

ただ、HPが低く、魔法も消費量が多いため使いづらい印象。
後半はただでさえ敵のHPが増えて相対的に魔法が弱くなっているので、使うかどうかは趣味。
使い込めば強力な魔法を覚える。

序盤から終盤まで、HPや攻撃力・防御力がまんべんなく上がるため、最強キャラの一人である。
弓兵を最前線に送り、盾にしながら暴れまわるプレイが可能だ。
最終戦ではラスボスの反撃が痛いが、チェスターは硬いので耐えられる。

飛行できるという特性は素晴らしく、また攻撃力HPもガンガンあがるので積極的に使っていける便利キャラだ。
ひっさつの剣での攻撃は勿論、あんこくの剣を使用してのソウルスチルは僧侶系の敵を倒すのに向いている。

おっさん枠だが使えるなら使ったほうが楽にプレイできるぞ。
アトラスの斧やヒートアックスは道具使用でブレイズを発動できる。要所で使用していこう。

攻撃力とHPが高いが、防御が低いというシャイニング1のケン的な感じ。
この時点で騎兵は3人となるが、道中で拾ってきたバルキリーとハルバートを取り合う形になる。

きちんと育成すると丁度苦戦するアルカム砦付近でオーラレベル1を覚える。
ここは敵の範囲攻撃が熾烈なマップなので、ダメージを相殺する上でもサラ育成は必至。
ラスボス戦では広範囲のデーモンブレスなど大ダメージの範囲攻撃が増えるので、彼女の育成は必須だ。
終盤戦ではスパークレベル3やデーモンブレス等で25~30のダメージを食らう機会がある。
成長度によるが、HPが貧弱な彼女に元気のパンを食わせるのが吉。

ただこのゲーム、戦士系キャラが多すぎて邪魔なので、誰を使うかは好みだ。
テディ・ムサシ・ガメス・アーロンの4人の戦士タイプで、特徴をつけてほしかったところ。
せめて移動速度が6か7ならフォース1のざっぱ枠で使えたのだが。

それなりに高い攻撃力と、かとん・らいじんの攻撃魔法が使えるキャラクターだ。
フォース1のように移動力7・・・だったら使い勝手が良かったが、残念ながら今回は移動力5
それでも十分使えるキャラクターなので、使ってみよう。

フォース1のときと同じく、高いHP・攻撃力・防御力を備えた重戦士だ。
移動速度が5と遅いのがネック。完全にテディと戦士枠を争ってしまう(笑)
戦士キャラは多いので、誰をいれるかはお好みで。

シュウと同じようなタイプであるが、はじゃのつるぎを使って射程3のフリーズでラスボス・イオムの取り巻きのヘビを倒していこう。
ストーリー(ネタバレ)

占領した国の王を邪神イオムに捧げることで、より強さをましていく邪神。
世界を侵攻していく裏の理由はこれなのだ。




急いで犯人を追う主人公たちだが、そこにドワーフ達が立ちふさがる

どうやら町の人達は人質として連れ去られたようだ。
そんななかセインの協力を得られる。

街の人を開放されないグラハムは裏切られたと気付き、とっさに監禁されている小屋に立てこもる。
そこに主人公シュウたちが到着。バトルだ。

エンディング後の演出をみるのに必須アイテムなので、必ず確保しておこう。

しかしはじゃのつるぎは崖下に。



どうやらこの王国の王は、冒頭でいけにえにされていた王だったようだ。

今後は仲間となる。
ちなみに彼は、このゲームの最強キャラだとているちゃんは思ってる(笑)

はじゃのつるぎを奪い取ろう。


パワースピアは、できることならばこの試合中にアンジェラに渡しておくとよい。
理由はこの後パーティーが二手に分かれ、ナターシャをリーダーとするパーティの戦力が不足するからだ。

ニックたち先攻部隊は全滅したと思われていたが、仲間たちは生き残っていた。

その後、船は勝手に出港してしまい、パーティーは2つに引き裂かれる。


このマップ、転職縛り(20レベルまで転職をしない)をしている場合は屈指の難易度のマップ。
敵が強い割りにこちらの兵数が少なく、苦労させられるはずだ。

しかしサラがやらかして侵入がばれてしまう。
なにやってんだこの女!

このダンジョン、敵からは「我々の姿が見えまい!どうだ恐ろしいだろう!」と言われるが、一箇所ずつ暗闇部屋を攻略していけば3体くらいしか敵が出ないので全く怖くない。
むしろ楽。

溶岩洞窟を抜けてアルカム砦へ向かう。

謎の声の主よりロープをたらしてもらい脱出。
・・・しかし太いロープだw

2隊構成は中々にしんどかったが、ここからは全軍での侵攻となる。

敵幹部たちが身内争いをしている場面へ。

外伝2はシャイニングフォース1と同じくムサシとハンゾウが仲間になるぞ!


というのも途中で出てくるバルーンを破壊すると、スパーク2の範囲で大爆発を起こす。
およそ15程度のダメージを受けるため、体力の半分近くを持っていかれる。
バルーンは自発的に爆発したりするので、気が抜けない。

バルーンやソーサラーの魔法などでダメージを食らっているところにスパークが飛んでくると、高確率で仲間が逝く。
適当にHPの高いキャラクターをひとりずつ前にだし、人身御供にしてMPを使い切らそう。

ま、まさか・・・。

どうやら敵幹部のヒンデルはワードラー王から重要監視対象にされているようだ。

テディの意見通り、敵に待ち伏せされている。
これは苦戦しそう・・・。

発射までにはある程度時間があるのだが、シャイニング1と比べると二発目の発射にかかるまでの時間が短い!
(画像は主人公がふっとぶ瞬間)

非常につよい物理アタッカーである上に、アトラスの斧を使用してのブレイズ3をぶちかましてくる強敵だ!

強力な戦士であるムサシ。ぜひ仲間にしておこう。

なんとウォルドルが復活しゾンビ化して襲ってくるぞ!
彼は光の剣を振り回しスパークを多用してくる強敵!
ただしHPはそれほど多くない。速攻てかたをつけてしまおう。

どうやら裏切り者の正体はヒンデルだったようだ。
そして・・・そしてシュウとヒンデルの思いがけない関係がここであかされることに。

MPも多く、MP枯渇を待っていると味方が次々に倒れて次の戦闘に響くことになる。
速攻でけりをつけたい。

なんと主人公シュウの兄であった!

かわいそうなシュウ!

ラストバトルだけあって、当ゲーム屈指の難易度を誇るこのマップ。
十分にレベル上げをした仲間たちでも、単純に突っ込めば返り討ちにあってしまう難易度だ。

相手の射程は2なので、反撃なく倒せるはずだ。

イオムドールはかなり強い上に固く、しかも無限湧きするが、この位置にキャラをおいて塞げば沸かなくなる。


HPも多く(300くらい?)、30ほどのダメージを食らうデーモンブレスを多発してくる。
十分鍛えたメンバー達でも、正面からごリ押すとなると苦戦を強いられるだろう。

それなりに時間はかかるが。

ピンクに射程3の弓兵
橙に射程2のバルキリーを装備した騎兵。
ただ橙はデーモンブレスを食らうと後方支援部隊も巻き込まれる可能性があるので、なくても良い。
必ず1人だけでデーモンブレスを食らう配置にするのが鍵。
所感
さて、ゲームギア版のシャイニングフォース外伝1・2を通してプレイしてきた。
このゲームを実機クリアーしたのがもう30年も前か・・・とエンディングのナターシャとシュウの姿を見て、ちょっと涙ぐむているちゃんであった。
外伝2はシャイニングフォース1オマージュの作品で、フォース1が好きな人には特におすすめのゲームである。
メガドラミニ2にシャイニングフォースCDとしてリメイク版がバンドルされているので、興味がある人はぜひ。
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